第14回ソーシャルワーク研究所シンポジウム

「制度としての社会福祉」の根幹をなす「国家責任としての生存権保障」よりも、「家族内の助け合い」を第一義とする「日本型社会福祉」の展開や「『我が事・丸ごと』地域共生社会」のビジョンを基軸に計画される昨今の政策動向に迎合するかのようにも側聞される、社会福祉関係者(ソーシャルワーカー、研究者等)が当事者に「寄りそう」「心を寄せる」スタンスを保ち続けようとしない「現実」を読み解く。ソーシャルワーク専門職として、哲学的な原点(「民主主義」の発展に貢献し、すべての人びとの「人権と権利の擁護」に努めること)の実体化を目指すのは、時代を超えて担い続けなければならない責任であることを共有できる機会としてみたい。

■テ ー マ
わが国のソーシャルワーカーは実践の軸足をどこに置くべきなのか
-「当事者の暮らし」を支える支援の方法を考える-

■プログラム
◇主題講演(13:10~14:20)
渡部律子氏(日本女子大学)「制度のなかで揺らぐソーシャルワーカーはどこに軸足を置くべきなのか-『我が事、丸ごと』施策に内在する課題の気づきと専門職としての身のこなし方-」

◇パネルディスカッション(14:40~18:00)
わが国のソーシャルワーク実践はどこに軸足を置くべきなのか-権利と人権の『擁護』と『利用者主体』の相互関連性-

○大友信勝氏(聖隷クリストファー大学大学院)
「公的扶助領域において問い直すべき課題-差別と排除に立ち向かう福祉事務所ワーカーのジレンマを読み解く-」

○久保美紀氏(明治学院大学)
「地域包括ケア(システム)領域において問い直すべき課題-家族を『制度の含み資産』と駆り立てない支援の方法-」

○逢澤詳子氏(藤沢市就労準備支援事業共同事業体、元・横浜第一病院)
「医療福祉領域において問い直すべき課題-今に繋がる『利用者主体』の意味するもの-」

○山田勝美氏(山梨県立大学)
「子ども家庭福祉(社会的養護)領域において問い直すべき課題 -『地域福祉の時代』は『子どもの貧困』の対応に何をもたらしたのか-」

○総合司会:北川清一氏(明治学院大学、ソーシャルワーク研究所

■日時
2019年12月8日(日)13:00~18:00(受付開始12:15)

■対象
どなたでもご参加いただけます。

■定員
80名

■参加費
一般:5,000円、大学院生:3,000円、学生・生徒:1,000円

■会場
明治学院大学白金校舎・本館1201教室(東京都港区白金台1-2-37)

■申込締切
定員になり次第締め切ります。

■参加申込
プログラムの詳細やお申し込み方法等については下記ホームページをご確認ください。
http://www.meijigakuin.ac.jp/~kitagawa/social/symposium.html

■問合せ先
ソーシャルワーク研究所
東京都港区白金台1-2-37 明治学院大学北川清一研究室気付
swkenkyu@mail.meijigakuin.ac.jp
お問い合わせはメールでお願いいたします。