国際セミナー 「森林の防災・減災機能を強化する技術の海外展開と民間企業の参画」(国際緑化推進センター)2.1
近年、日本のみならず世界各地で豪雨や台風の頻発化が報告されており、土砂崩れなどの斜面災害の大規模化や沿岸域での高潮被害の甚大化などのリスクが高まっており、昨年11月にエジプトで開かれたCOP27では「自然に基づく解決策(NbS)」として森林の重要性が改めて共有されました。
こうした背景から、2023年2月1日(水)に、F-DRR(Forest Disaster Risk Reduction)の戦略・実践の国際的動向について情報提供すると共に、具体的な政策的・技術的取り組みと課題について議論する国際セミナーが開催されます(主催:森林総合研究所)。
本セミナーでは、世界銀行やFAOをはじめ国内外の専門家によるF-DRRの最新動向について情報共有します。多くの方のご参加をお待ちしております。下記サイトよりお申込みください。
https://forms.gle/uVRjGNBm5qpSfAPP7 (外部サイトへリンクします)
■日時
2023年2月1日(水)13:00~17:00(開場12:30~)
■方法
オンラインと会場を併用したセミナーです。
■会場
日比谷国際ビルコンファレンススクエア(新型コロナウイルス感染症の蔓延状況次第では、会場で参加いただけないこともあります。)(東京メトロ霞ケ関駅・都営地下鉄内幸町駅 地下直結)
https://hibikoku.tokyo/access/ (日比谷国際ビルコンファレンススクエアのウェブサイトにリンクします)
■プログラム
セッション1
途上国でのF-DRR 技術の民間企業による展開に関する国際ニーズと資金スキーム
Dr. Brenden Jongman(世界銀行)
世界銀行における防災減災のためのNbSの主流化
小西力哉(国連食糧農業機関, FAO)
FAOプロジェクトの経験から現地ニーズを語る
池上宇啓(国際協力機構)
国際協力機構による中小企業・SDGsビジネス支援事業
セッション2
途上国でのF-DRR 技術の適用に関する経験と展望
古市剛久(森林総合研究所)
セッション2の趣旨:ベースライン調査結果と先行経験から学ぶ
淺田陽子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング, MURC)
ベトナム・インドネシア・ミャンマーでの防災・減災の動向
稲田徹(アジア航測)
タイ・フィリピン・インドでの防災・減災の動向
菅野孝美(川崎地質)
ベトナムでの地すべり対策
井口次郎(パデコ)
国際機関事業への参入と展開の経験
セッション3
途上国でのF-DRR 技術の適用ニーズと民間企業の参入ルート
Mr. Ta Ngoc Tan(ベトナム防災総局, VDMA)
ベトナムにおける防災と災害管理の現状:課題と挑戦
Dr. Rex Victor Cruz (フィリピン大学ロスバニョス校, UPLB)
フィリピンにおける森林再生と災害リスク軽減
Dr. Wayan Susi Dharmawan(インドネシア国立研究革新庁, BRIN)
気候村落プログラム・プラス:インドネシアにおける森林に着目した災害脆弱性の軽減と生態系サービスの提供への新アプローチ ー 東カリマンタン州の事例
パネルディスカッション:防災機能を有する森林の造成と管理
■定員
会場30名(定員に達し次第、締め切ります)
オンライン200名
■申込
下記サイトよりお申込みください。
https://forms.gle/uVRjGNBm5qpSfAPP7 (外部サイトへリンクします)
■参加費
無料
■詳細
REDDプラス・海外森林防災研究開発センターのウェブサイトをご覧ください。http://redd.ffpri.affrc.go.jp/events/seminars/2023/20230201_ja.html
■問合
公益財団法人 国際緑化推進センター(JIFPRO)
〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル5階
TEL:03-5689-3450
FAX:03-5689-3360
WEB : http://www.jifpro.or.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/JIFPRO/