| 盲導犬の働きは、目の不自由な人の、目のかわりをして、安心して歩けるように、安全に、早く誘導することです。 道路や街の中には、目の不自由な人が安心して歩けないような、障害物や危険な場所が数多くあります。そのため、目の不自由な人は、家にとじこもりがちになってしまいます。盲導犬は、ごみ箱や障害物をよけて、目の不自由な人を安全に誘導するので、次のような利点があります。 1 危険な場所も安心して通ることができるので、行動範囲が広がり、自分の好きなところへ自由に行けるようになり、生活が楽しくなります。 2 家族にたよらずに、いつでも行動することができるので、何事にも積極的になります。 3 盲導犬と歩くことにより、運動不足がなくなり、健康的になります。 4 盲導犬との愛情が深くなり、生活にうるおいができます。 盲導犬「サーブ」 ◎昭和57年1月25日 盲導犬の「サーブ」は目の不自由な主人をかばって交通事故にあい、三本足になってしまいました。 ◎昭和61年4月6日 盲導犬「サーブ」のブロンズ像がJR名古屋駅前に据え付けられました。 ◎昭和63年6月13日 盲導犬「サーブ」は永眠しました。 ◎平成3年2月10日 盲導犬「サーブ」をたたえ、サーブグッズなどを販売する盲導犬「サーブの店」が、中部盲導犬協会・盲導犬総合訓練センター内に開店しました。 ◎平成15年2月15日 盲導犬「サーブ」のブロンズ像は、地下鉄栄駅3番出入口西に移転しました。 ●ボクがハーネスをつけて目の不自由な人といっしょに歩いているときは仕事中。こんなとき、みなさんにも協力してほしいことがあります。 ◎ボクの体にさわったり、頭をなでたりしないでね ◎食べものを与えないでね ◎電車やホテル、レストランでボクと会ったらやさしく見守ってね 盲導犬に適した犬の種類は、多くはラブラドール・リトリバーですが、シェパードやゴールデン・リトリバーも使われています。 訓練は、生後1年くらいの犬を、約半年から1年訓練します。 盲導犬が、目の不自由な人を案内するときは、ハーネス(胴輪)をつけますが、目の不自由な人は、ハーネスと直結したハンドルを持つことで、盲導犬の動きが伝わり、その動きを判断して、安全に歩くことができるのです。 日本で活躍中の盲導犬は約1,000頭とまだまだ少ないので、もっと多くの盲導犬を訓練して、目の不自由な人の手にわたるよう、努力が進められています。 ※ 「身体障害者補助犬法」について 障害をもつ人の生活を支える犬を身体障害者補助犬といいます。身体障害者補助犬には、盲導犬、介助犬、聴導犬がいます。これらの身体障害者補助犬は、平成15年10月1日に「身体障害者補助犬法」が全面的に施行されたことにより、国・地方公共団体・公共交通機関などの公共施設等に加えて不特定で多数の人々が利用するホテル、デパート、レストラン等で同伴して活躍しています。 |