| 思いだしてごらん、きみがけがした時のことを。 みんなが楽しそうに、ボールあそびをしていても、きみはひとりはなれて、さみしくしていた。 あしにけがした時のこと、思いだしてごらん。動かすといたくて、ゆっくり歩いた、そんなきみを、おんぶしてくれたのはだれ? 「元気だせよ」って、はげましてくれたのはだれ? 思いだしてごらん、きみがびょうきした時のことを。 みんながワイワイ、外であそんでいるのに、きみひとり、うちでねていた。 おなかをこわした時のこと、思いだしてごらん。くすりをのんで、じっとねていた。そんなきみを、おみまいに来てくれたのはだれ? 「早くよくなってね」って、はげましてくれたのはだれ? ぼくたちのまわりには、からだの不自由なひとたちがいる、知っているかい? うまく歩けない人、手がよく動かない人、目の不自由な人、耳のきこえない人、からだがよわくて、ねてばかりいる人、知っているだろう。 そんな人をみかけたら、きみがけがした時のこと、びょうきした時のこと、思いだしてごらん、あの時のきもち、思いだしてごらん。 そうすればわかるだろう。きみもそのひとも、あんまりちがわないってこと。おんなじ人間だってこと。みんな助け合って生きてゆくんだってことが、わかるだろう。 (愛の実行運動 作)
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