「第1回 日本災害福祉シンポジウム」被災者の生活支援と生活再建をどうつなぐのか~阪神・淡路大震災から東日本大震災、そして能登半島地震へ~ (日本災害福祉研究会)1.12

1995年に阪神・淡路大震災が起きた時は、障害者、高齢者、生活困窮者、外国人等を支援する仕組みはありませんでした。地震から一命をとりとめたにもかかわらず、その後の生活のなかで命を失う「災害関連死」という問題が初めて明らかになりました。
阪神・淡路大震災からの 30年で災害支援をとりまく環境は大きく変化しています。しかし、災害関連死の問題は依然として深刻です。どうすれば、「誰ひとり取り残さない」支援を実現できるのでしょうか。
本シンポジウムでは、阪神・淡路大震災をきっかけに明らかにされてきた災害時の障害者等支援をめぐる課題と、それに対応するための福祉支援の取り組みの変遷を振り返るとともに、大規模災害における災害福祉支援のコーディネーションのあり方を検討します。

■日時
2025年1月12日(日)13:30~16:30

■開催方法
会場参加とオンライン(Zoom)のハイブリッド開

■会場
兵庫県立大学神戸防災キャンパス
(神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2 人と防災未来センター 東館4階大教室)

■参加費
無料

■主催
日本災害福祉研究会

■共催
地域安全学会実務者企画委員会/兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科

■主なプログラム
○挨拶:大規模災害における福祉支援の変遷
阪本 真由美氏(災害福祉研究大会委員長・兵庫県立大学)

○事例報告:大規模災害における福祉支援コーディネーション
・阪神・淡路大震災における高齢者・障害者支援:網 麻子氏(神戸新聞)
・能登半島地震における福祉支援調整:末松 良浩氏(石川県社会福祉士会)
・東日本大震災・能登半島地震の災害支援の現場より:阿部 由紀氏(BIG UP 石巻)
・社会保障としての被災者支援を取り戻す:菅野 拓氏(大阪公立大学)

○パネルディスカッション:被災者の生活支援・生活再建を考える
〔コーディネーター〕島野 光正氏(郡山女子大学)
〔コメンテーター〕
北川 進氏(日本社会事業大学)
佐々木 薫氏(日本認知症グループホーム協会)

○クロージング
都築 光一氏(災害福祉研究会共同代表理事・東北福祉大学)

■詳細
下記URLよりご覧ください。
https://saigaifukushi-forum.jp/event/20241215.html

■申込
会場参加/事前申し込みの必要はありません。
オンライン参加/下記URLよりお申込みください。、
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZIsce6prTMjEtRtVxZ3rMMvxnjL2ZMS145u

■問合
日本災害福祉研究会 事務局(担当/竹本、上園)
E-mail:saigaifukushi.f@gmail.com