地域での食育の推進事業(消費・安全対策交付金)実施のご案内~こども食堂や子ども宅食等の取り組みを支援します(農林水産省)

農林水産省では、令和4年度第2次補正予算により、子ども食堂等の地域における共食の場の提供やこども宅食等を通じた地域食文化の継承・日本型食生活の実践のため、地域での食育を推進する事業を実施することとなりました。
 本事業は、こども食堂やこども宅食を実施する市区町村社協や社会福祉法人、NPO等の民間団体も申請が可能ですのでぜひご利用ください。

■目的
こども食堂等の共食の場は、他者と楽しく食べる、食事マナーを学ぶなど食育活動の場として重要です。
今般の物価高騰によって、こども食堂等の運営に影響および支障が生じていることから、その活動支援の拡充・強化を行います。また、地元食材や栄養バランスに関する知識を学ぶ食育を普及するため、学校における食育支援を強化します。

■実施主体
都道府県、市町村、民間団体(社会福祉法人、NPO法人、生協、農協、学校法人、一般社団法人等)
法人格を有しない団体であって、都道府県知事が地方農政局長等と協議の上、特に認める団体も含む。

■対象経費
(1)共食の場における食育活動
〈支援内容と対象経費例〉
〇ニーズ調査
〇生産者とのマッチング調査・調整
〇マッチング交流
〇こども食堂等の共食の場の提供
(資料印刷費、賃金、調査員手当・旅費、講師謝金・旅費、会場・機器借料、バス借料、食材費、啓発資料作成・レンタル費、普及宣伝費、役務費、 保険料等)

(2)食文化の継承・日本型食生活の実践
〈支援内容と対象経費例〉
〇調理講習会の開催
〇こども宅食等を通じた食文化の継承・日本型食生活の実践
(講師謝金・旅費、賃金、会場・機器借料、食材費、資料印刷費、啓発資材作成・レンタル費、普及宣伝費、役務費、保険料等)

(3)農林漁業体験の機会の提供
〈支援内容と対象経費例〉
〇教育ファーム検討委員会
〇農林漁業体験機会の提供
(委員謝金・旅費、会場・機器借料、資料印刷費、体験ほ場の借地料、体験ほ場管理に係る物材費、指導者謝金・旅費、賃金、農業機械・簡易トイレ等借料、バス借料、種苗・生産資材費、食材費、普及宣伝費、役務費、保険料等)

■補助額
1つの事業実施主体への交付金の上限額は、1,000万円
※上記の食育活動に係る経費を支援いたします。支援の中の食材 費(教材費)や参加者一人当たりの食材費(教材費)は、上限額が設定されていますのでご注意ください。

■申請方法・募集期間
各都道府県で実施されている要望調査への応募が必要となります。
都道府県により募集期間が異なりますので、申請する都道府県にお問い合わせいただき、お早めに必要書類を各都道府県の窓口に提出して下さい。

〈都道府県窓口〉
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/torikumi/kouhukin/pdf/r4_h_pref.pdf

〈都道府県ごとの募集期間〉
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/torikumi/kouhukin/pdf/r4_h_koubo.pdf

■詳細
その他、必要書類・事業詳細については農林水産省ホームページをご参照ください。
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/torikumi/kouhukin/r4_hosei.html

■問合
農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課
代表:03-3502-8111(内線4601) ダイヤルイン:03-3502-5723

《チラシ》
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/torikumi/kouhukin/attach/pdf/r4_hosei-12.pdf