「2024年度 司法福祉全国研究集会」 ~新たな制度展開における今後の刑事司法ソーシャルワークとは~(日本社会福祉士会)11.30

現在の刑事司法福祉領域では、2021年度から地域生活定着支援センターによる「被疑者等支援業務」が開始され、地方公共団体との連携など地域での新たな展開も始まっています。
また、「懲役刑」と「禁固刑」の両刑を一元化し、「拘禁刑」を創設する等の改正刑法が2025年4月から施行されます。
これは、社会復帰の観点から、年齢や障害特性に合わせた作業や改善指導を組み合わせた処遇を行えるようにしたものです。
こうした流れを受け、罪を犯した障害者や高齢者の支援は確実に広がってきていますが、担い手である刑事司法に係るソーシャルワーカーとしての力量も同時に求められています。
今年度の本研究集会では、新しい動きを学び、支援の質を高めるため刑事司法ソーシャルワークについて皆さんと共に考えます。

■日時
2024年11月30日(土)10:00~17:00

■開催方法
オンライン(Zoomウェビナー)

■対象
社会福祉士等、司法福祉に関心のある方

■参加費
都道府県社会福祉士会会員/3,000円、会員以外/5,000円

■定員
200名 ※先着順

■締切
2024年10月28日(月)12時

■主なプログラム
○基調説明
〔講師〕 山下 康氏(日本社会福祉士会理事 リーガル・ソーシャルワーク研究委員会委員長)

○行政説明:保護観察所の社会復帰施策等について
〔講師〕酒谷 徳二氏(法務省 保護局 観察課 補佐官)

○講演1:矯正施設に関する新たな制度・施策等について
〔講師〕桑原 行恵氏(府中刑務所 分類審議室 福祉専門官)

○講演2:精神障害者の地域生活への移行を促進するための法改正について
〔講師〕関口 暁雄氏(埼玉県済生会 鴻巣病院院長補佐)

○講演3:日本弁護士連合会における福祉との連携について
〔講師〕徳田 暁氏(神奈川県弁護士会・日本弁護士連合会 罪に問われた刑事弁護連絡協議会PT/日本社会福祉士会リーガル・ソーシャルワーク研究委員会)

○講演4:重層的支援体制整備事業と刑余者の地域支援
〔講師〕髙原 伸幸氏(竹原市 市民福祉部地域ささえあい推進課 地域共生社会推進アドバイザー)

○ディスカッション:新たな制度展開における今後の刑事司法ソーシャルワークとは
〔登壇者〕
武蔵野大学 人間科学部 社会福祉学科
木下 大生氏(日本社会福祉士会リーガル・ソーシャルワーク研究委員会)
関口 暁雄氏
桑原 行恵氏

■詳細
下記URLをご覧ください。
https://www.jacsw.or.jp/ShogaiCenter/kenshu/senmon/2024-0930-1009-17.html

■申込
下記URLよりお申込みください。
https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=oard-lctera-7ff165983a5c6fad023a36025796fb85

■問合
公益社団法人日本社会福祉士会 生涯研修センター
E-mail:kenshu-center@jacsw.or.jp
TEL:03-3355-6541(月~金9:30~17:30