日本地域福祉学会 東海北陸ブロック 「研究会 in 愛知 2025」~過疎化が進む地域における地域福祉と地域経済の連関を考える~(日本地域福祉学会)1.30

過疎化が進む地域において、人口減少に伴う高齢化や就労機会の不足、社会資源の偏在といった複合的課題が深刻化する中、地域の持続可能性を確保するには、地域福祉の枠組みを超えた視座が求められています。こうした地域では、住民の生活を支えるための福祉的支援と、地域経済やインフラ整備といった分野が分断されず、一体的に構想される必要があります。
本研究会では、地域福祉と地域経済の連関を模索する観点から、以下の愛知県豊田市の中山間地域における先進的な2つの取り組みを取り上げます。これらの事例は、単に社会福祉制度の補完を目指すのではなく、地域内の資源と人材を循環させながら、生活基盤を内発的に築いていこうとする試みであるといえます。今後、中山間部にとどまらず、都市部を含め全国各地において同様の課題が広がることを見据え、地域における営利・非営利それぞれの主体が果たしうる役割等についても議論する機会として、本研究会を開催します。

■ 日時
2026 年 2 月 11 日(水・祝)13: 30~16: 30

■会場
金城学院大学 N1 棟 603 教室(愛知県名古屋市守山区大森二丁目 1723 番地)
※定員 30 名
※オンライン(Zoom)とのハイブリッド開催を予定

■ 参加費
無料

■プログラム
13:30  開会・挨拶 10 分
13:40  趣旨説明 20 分
14:00     事例報告 60 分
報告1「過疎化が進む地域における障害者の仕事づくりの実践〜地域の課題や困りごとをしごとにする〜(仮)」 :特定非営利活動法人みち 代表理事 今枝 美恵子氏
報告2「地域福祉活動における地域電力会社の可能性〜地域経済の漏れを防ぎ地域福祉との循環関係を築く鍵〜(仮)」 :株式会社 三河の山里コミュニティパワー 経営企画部  鈴木 雄也  氏、 同ケア事業部  梅原 彰  氏
15:00   休憩 10 分
15:10   パネルディスカッション 1 時間 10 分
・コメンテーターによるコメント (20 分)
・会場を交えた質疑応答など (50 分)
<パネリスト>
・ 事例報告者
・コメンテーター:関西学院大学人間福祉学部社会起業学科准教授 柴田 学氏
・コーディネーター:金城学院大学人間科学部コミュニティ福祉学科准教授 橋川 健祐氏
16:20  事務連絡
16:30  閉会

■申込方法
Google フォームに必要事項を入力してお申込みください。
https://forms.gle/sUiD8ANSiG8WGTjs9

■申込締切
2026 年 1 月 30 日(金)

■詳細・問合せ先
日本地域福祉学会 東海北陸ブロック 愛知研究会事務局
E-mail aichi.chiiki.fukushi@gmail.com